2010年06月27日19時56分
リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 薗田 峻輔 -15
2 谷口 徹 -12
3 J・B・パク -9
4 宮瀬 博文 -8
キム・キョンテ -8
W・パースキー -8
増田 伸洋 -8
ハン・リー -8
W・ウェンチョン -8
10 丸山 大輔 -7
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ツアー初優勝を挙げた大物ルーキーの薗田峻輔(撮影:上山敬太)
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<~全英への道~ ミズノオープンよみうりクラシック 最終日>◇27日◇よみうりカントリークラブ(7,230ヤード・パー72)
兵庫県にあるよみうりカントリークラブで開催された、国内男子ツアー第7戦「~全英への道~ ミズノオープンよみうりクラシック」の最終日。単独首位スタートの薗田峻輔が、1イーグル・5バーディ・1ボギーとスコアを6つ伸ばしトータル15アンダーでホールアウト。プロ転向後5試合目の出場でツアー初優勝を飾った。そして、この勝利によりメジャー第3戦「全英オープン」の出場権を獲得した。
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「1番のバーディが気持ちをやわらげてくれた」と話した薗田。スタート前はさほど意識していなかった優勝も、2番のイーグルで気持ちが乗ってくる。だが、その後は我慢のゴルフで前半はバーディが来ない。猛チャージをかけてきた谷口徹を意識しながらのプレーはパットにも影響する。10番、11番、12番のバーディパットはすべてショート。「ラインには乗っていたのに、打ち切れていなかった」と反省した。
その反省は13番パー3で生かされる。7番アイアンで5メートルのバーディチャンスにつけると、下りのフックラインを気持ち強めに打って久々のバーディ。14番、16番バーディのあと17番ではボギーを叩くが、2打リードで迎えた最終18番パー5では2オンに成功。イーグルこそならなかったが、最後はバーディで締めた。
勝利の要因の1つにドライバーの好調さを挙げた薗田。プロの世界に飛び込んだものの、開幕戦から2試合連続で予選落ち。「ドライバーでフェアウェイをキープできないとプロの試合ではパーが拾えない」ことを痛感。初心に戻り、予選通過を目標とし3日目、4日目のプレーにつなげていくことを誓う。そのために8割の力でショットをしてフェアウェイをキープするように心がけた。
その結果は徐々についてきて 「ダイヤモンドカップゴルフ」や「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」では納得のフィニッシュ。今大会中もドライバーショットが絶好調でフェアウェイキープ率は70%以上、勝利の原動力となった。
「優勝しても泣かないでしょう」と前日に冗談で話していた薗田だが、最後のパットを沈めた瞬間は思わず涙が溢れ出した。「自分が18ホールまわりきれた事で泣いてしまった」と感極まっての涙。来週ホストプロとして出場する「Toshin Golf Tournament in Lake Wood」にも弾みをつけた。「恩返しができるように頑張りたい」とも話す薗田。大物ルーキーがこれからどんな活躍を見せるか注目したい。
【最終結果】
優勝:薗田峻輔(-15)
2位:谷口徹(-12)
3位:朴宰範(パク・ジェーブン)(-9)
4位T:宮瀬博文(-8)
4位T:金庚泰(キム・キョンテー)(-8)
4位T:ウェイン・パースキー(-8)
4位T:増田伸洋(-8)
4位T:ハン・リー(-8)
4位T:リャン・ウェンチョン(-8)
10位T:丸山大輔(-7)
10位T:藤田寛之(-7)
10位T:キラデク・アフィバーンラト(-7)
10位T:金亨成(キム・ヒョンソン)(-7)
10位T:手嶋多一(-7)
10位T:宮里優作(-7)
24位T:浅地洋佑(-5)※アマチュア 他6名
44位T:池田勇太(-2)他3名
52位T:石川遼(E)他3名
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